NWJCさんの取り組みから最近のバイク事情を考える
2012年11月24日 | CBR250 , ストリートトリプル , トライアンフ , ホンダ 前回、ノースウイングJCさんのトライアンフ ストリートトリプルRツアラー仕様に試乗させていただき、その拘りを深く思い知らされたのですが、私のストリートトリプルRに装着している『NWJCオリジナルツーリングキャリア』もその拘りから生まれた逸品です。 高田さんが昨年CBR250Rで北海道へツーリングに出掛けた際に、「エンジンコンディションを整え、各所を見直したこのCBR250Rならば、ロングツーリングもストレスなく楽しめるけれど、荷物の積載には難あり」から生まれたと聞いています。 メーカーのオプションパーツは何十年と変わらず、社外品マフラーにカーボン調ステッカーキット、操安性などまったく考えられているとは思えないキャリアにトップケース。スポーツバイクに乗るユーザーの平均年齢も48歳とアダルト世代なのに!?20代30代の時と変わらずマフラーを変更したいだろうか? 北海道ツーリングでの問題点から、無いものは作れば良いという発想でできたCBR250R用の『NWJCオリジナルツーリングキャリア』。今年の3月には、荷物を満載にして九州へテストツーリングに、その後ストリートトリプル用もツーリングライダーのために準備されました。 そこからストリートトリプルをもっとスポーツライクに長距離・キャンプツーリング等を楽しめないか?の発想から、正に「等身大の日本的ツアラー」に仕上がったのだと思います。 私自身も、このキャリアが無かったらストリートトリプルで北海道などへの長距離ツーリングに、荷物を満載して出掛けていなかったと思います。 一般的にツアラーバイクと言えば、リッター以上の大排気量バイクで、大きなフェアリング・パニアケースを装着し、車体が大柄で車重も300Kg以上、というのがイメージされています。 実際のところ、ツーリング中にワインディングや九十九折、フラットなダートの細い道に出合うと、躊躇して迂回しなければならなかったり、車両を停める時も、車重の重さから後のスタート時を考えて場所を選び、サイドスタンドを掛けるまで気を遣わなくてはならず、取り回しに一苦労なことから、車庫のオブジェになる話をよく耳にします。 そう