スクランブラーNWJC2014仕様に初めて試乗
2014年12月19日 | スクランブラー , トライアンフ , 試乗車 7月にスクランブラー東北ツーリングに出掛けた時に高田さんから「僕達のスクランブラーは全車NWJC2014仕様だけど、君だけは2010仕様かい?」と言われ、ずーっと気になっていました。 →スクランブラーで初めての東北ツーリング その1 どうしても今年中に乗っておかなければ!と思いつつ、いよいよ年の瀬になってしまいましたので、高田さんにお願いをしてキャブ車のスクランブラーNWJC2014仕様に初めて試乗させてもらうことに。 同じ270度クランクで鼓動感も似た感じのホンダNC700XNWJCコンプリートに乗る高田さんと二人で、東濃方面へ200数十キロのツーリングに出掛けました。 これが同じスクランブラーなのか? 2014仕様のスクランブラーに跨った瞬間フワァ~とサスが沈み込みます。ただ軟らかいだけではありません。「何と云うしなやかに動く足回りなんだろう?」と、走り始める前にサスの違いにすぐに気付きました。 走り出して、街中で交差点を廻る時は軽快に気持ち良く曲がります。ワインディングでは、フロント、リアともに接地感がありバンクさせると気持ち良く曲がり始め、切り返しではヒラヒラと軽快にアクセルと連動した動きが気持ち良い。 コーナーを立ち上がる時は、キャブ車でありながらインジェクション車以上に滑らかにスルスルと加速します。車速がグングン上がってくる加速感は、同じスクランブラーとは思えない、まるで別物。 普通に流して走っている時も、郊外へ出てワインディングを走っている時も、サスはしなやかであるけど踏ん張り感があり、タイヤの接地感が分りやすく、とにかく乗りやすくて楽しい。 切り返しもフレームの剛性がしっかりとした感じで安心感があり、立ち上がりでの力強い加速感はスクランブラーとは思えないエンジンフィーリングです。エンジンとサスが絶妙にバランスしていて、何度も云いますがとにかく乗り易く楽しい!同時に乗っている間中「ここまで進化しているのか!?」と衝撃でした。 オートバイ屋目線でチェックをしてみましたが、マフラーを変えたり、もちろん二次エアーをキャンセルするような違法改造はまったくされていません。どこが?何が?外観からはまったく分かりませんでし