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新旧ストリートトリプルR乗り比べ!

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2011年12月26日 |  ス トリートトリプル , トライアンフ , 試乗車 12月12日、各自テーマを持ち、ノースウイングJC(NWJC)さんと一緒に浜名湖周辺へ「バイク屋スタッフ定例月曜ツーリング」に行ってきました。 高田さんはCB1300STで「古代への道」の散策に、NWJC北店の細川君は、GL1500 GoldWingで各部のチェックとライダー目線との摺合せツーリング、NWJC南店の明君は、カマキリ顔モデルのストリートトリプルR、僕はトンボ顔モデルのストリートトリプルRで新旧乗り比べです。 浜名湖方面へのツーリングということで、東海環状自動車道の五斗薪PAにて、高田さんと細川君を東濃方面の明君と僕とで待ちます。合流後まずは各車両目視チェックなどをして盛り上がりました。 エキパイ、マフラーは、トンボ顔の方が質感はいいかな(あくまでも僕自身の好みですけど)。ただニューモデルカマキリ顔の異形5角形ヘッドライトに、フライスクリーンとバイザーを取り付けると精悍な顔になり、今風な感じでかなりカッコいいなー。 細川君が乗ってきたGL1500は、キャブレター・エンジン関係のコンディションを整えてあるので、とても十数年前の車両とは思えないほどエンジン音・排気音のいい車両でした。話を伺うと、今まで通常のメンテナンスと消耗品の交換ぐらいで、ランニングコストがあまり掛かっていないそうで、流石にホンダのフラッグシップとしての信頼性と、耐久性は揺るぎないものだと思います。 トライアンフ ストリートトリプル Rだからこそ 今回のように比較試乗ができるのも、NWJCさんと情報交換をしつつ、新旧どちらの車両もしっかり慣らしをしてエンジンコンディションを整えている成果です。 サスペンションに至っては、ストリートトリプルRはフロント・リヤともにスプリングプリロードと減衰力のTEN/COMPのすべてが調整可能で、乗る人や使用用途に合わせたより細やかなセットができるのですが、明君のような軽量級から僕のようにちょっと重量級?のライダーまで対応できる調整には、NWJCさんのアドバイスが不可欠でした。 今回の比較で気づいたのですが、スタンダードの状態のサスだと、旧モデルは全体的に硬い傾向があり、新モデルは柔らかい傾向にあるようです。 当店も

HONDA 三車三様一気乗りツーリング ~後編~

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正直、今回試乗したベストコンディションのCB400SB Revoだったら、日本の道路事情において一番ベストマッチのバイクに思います。 一般道で市街地を走れば、ストップ・アンド・ゴーばかりなので、コンパクトで軽量な方が車両との一体感があり、余計な気を使わなくて済むし、郊外へ行きワインディングなどを走れば、各ギアで全域を使いながら心地よくバイクを操るという感覚を、常用速度域の中で楽しめ、高速道路に入ってもなんら遜色なく走ってしまいます! 強いて気がかりを挙げるとすると、400cc=普通二輪免許証……と思うことぐらいではないでしょうか。 CB400SBとトライアンフ ストリートトリプルR 今回、ベストな状態にメンテナンスされた3台に乗ったのですが、バイクとの一体感を感じられる「等身大でのバイクの楽しさ」が一番だと、改めて思いました。そのなかでもCB400SBは、当店の試乗車トライアンフ ストリートトリプルRと同じくコンパクトで軽量、そしてパワフルですので、このツーリングでの体感を、当店のストリートトリプルRにフィードバックしていきたいと思っています。 新車から何も手を加えない、ただオイルとオイルエレメントを交換をしただけのスタンダードのストリートトリプルRと、ベストコンディションに仕上がったCB400SBと乗り比べたら、きっと皆さんCB400SBの方が良い!という評価になると思います。 ですが、各所に手を加えちゃんとコンディションを整えたストリートトリプルRは、動力性能も良く、サスもしなやかに動くようになるので、「中型400ccのパワーでは少し物足らないような気がするのでちょっと…」とか、「リッタークラスでパワーは充分だけど、重くて取り回しにも気を使うから、もう少し軽くてパワフルなのがあれば…」なんて思っている方には、ぜひ乗ってもらいたいバイクです。 コンパクトで軽くて取り回しやすく乗りやすい。市街地などのんびり走っても、ワインディングを常用速度+αで流して走っても、あるときは400cc並みに軽快に、またあるときはリッタークラスにも引けを取らないパワフルさ。当店のストリートトリプルRも、CB400SB以上に、本当に心地よく楽しめる車両に仕上がりつつありますので、是非!!冷やかしながら乗りに来てください! 今回のツーリン

HONDA 三車三様一気乗りツーリング ~前編~

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2011年12月8日 |  CB1100 , CB1300 , CB400 , ホンダ 10月のことですが、ノースウイングJCの高田社長から「山口県までツーリングに行こう!」という、とても楽しみな提案をいただいたので、CB1300ST、CB1100、CB400SB の3台の車両を、NWJCのメカニックでありツーリング仲間の高田君、細川君と、僕の3人で代わる代わる乗り比べる一気乗りに行ってきました。 NWJC北店までTRIUMPH ストリートトリプルRに乗っていき、ナビ・レーダーなどの取り付けを済ませたCB1300STに乗り換えて、CB1100に乗る細川君を先頭に羽島ICへ。 今回お借りしたNWJCさんの試乗車3台すべて、エンジンコンディションが整えてあるのは当たり前、さらにサスペンション、ハンドリング、ポジションすべてにおいてベストコンディションのバイクなので、本当の意味での乗り比べを体験できました。 CB1300ST CB1300STは、1速のアイドリングから普通にクラッチをミートしただけでスタートできてしまうほど、低速のトルクが増しているのを感じました。全域トルクの塊で、どのギヤポジション、どの回転域からでもスロットルを開けるだけで自分の思いのまま加速していきます。フレームもサスペンションも「カシッ!」としていて、それでいてしなやかでとても上質な乗り心地でした。 車格も大きく車重もありますが、街乗りでもハンドリングが軽快なのに驚かされました(これはNWJCさんのノウハウ満載のおかげでもあると思います)。高速走行でもハイスクリーンの恩恵でフェアリング効果が高く、風切り音もあまり気にならなくて、聞こえるのは心地よいエンジン音ぐらいでした。 CB400SB Revo 岐阜から180キロほど走り、中国道名塩SAで車両交替。2台目のCB400SBに跨ぎ車格、車重ともに気負うことが何もなく、走り出す前にヘルメットの中でほくそ笑む自分がいました。 以前の試乗でも実感していましたが、CB400SB SpecIIIのキャブ仕様から、CB400SB RevoのPGM FIのインジェクションに変わってからの変化は、同じ400とは思えないほどの劇的な進化で、さらにNWJCさんのメンテナンスや各部の見直しにより、また一段と進化していました。

店長のバイク遍歴と日本に合うバイク

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2011年12月2日 |  OHV , いろいろ , デュアルパーパス , トライアンフ , ホンダ 私自身、長年色々なバイクに乗り、楽しんできました。年も重ねてきまして、一人のライダーとして長年の経験から、気負わず、スペックや車格にこだわらずに、本当にバイクを楽しめるのは、「等身大のバイクライフ」であると考えるようになりました。 バイクの楽しみ方は十人十色ですが、私自身は、バイクの楽しみはツーリングにあると思い、その道具としてのオートバイはデュアルパーパスが大好きでした。行く先がオンロードであれオフロードであれ、長距離を走るのにポジションも正立のため楽で、目線が高く視界の広い、という理由です。 これまで、’87にホンダが限定販売したトランザルプ600Vを皮切りに、アフリカツイン650、’90アフリカツイン750、’93アフリカツイン750などに、ツーリングライダーとしてもステータスでもあったBMWには、約15年ほど乗り続け、R1100RT、 R1200C、R1150GS、R1200GS、K100RS、K1200LT、F800GSと乗り継いできました。 最初に乗ったR1100RTは、一般道でもファイナルのギアレシオなどがベストマッチで、とても楽しめるバイクだったと思います。ただ、R1150GSに乗り換えたころから、ギア比はロングの傾向になり、楽しめる・楽しいと思える速度が高くなりはじめたと感じるようになってきました。 次にR1200GSに乗り換えたのですが、車両重量はスペック上は軽くなっているのに、ファイナルがロングになった分、林道へ入っても使いにくくなっていました。旧型のR1100GSを友人から借りてよく乗っていたのですが、こちらのほうが重量はあっても、体感的には軽く乗りやすいと感じました。 ロードモデルはK1200LTに乗っていました。K100LTよりも排気量はありましたが、タンデムで一般道を走るときなど、低中速で流れに乗って流す時は、古い2バルブのK100LTのほうが、2バルブエンジンの特性でネバリもあり使いやすく、シート形状もK100LTの方がパセンジャーには快適だったようです。 一方K1200LTはネバリがないので、渋滞などのノロノロ状態では、半クラッチを絶えずあてていないと辛いものがありました。道路事情にマ