カブ110NWJCコンプリート 恵那山・南木曽ツーリング
17インチのカブと14インチのNWJCコンプリートの比較ツーリング
先日17インチのリム径を持つドリーム125にてキャンプツーリングを楽しみたいと思い、荷物を満載にして浜松までツーリングをしてみましたが…、積載量が増えると捩れる感じがして安定感が無くなり、イマイチ楽しめないという感じでしたし、原付では…と思っていました。
一方ノースウイングJC(NWJC)さんでは、14インチのカブ110プロをベースにしたコンプリート車に荷物をテンコ盛りにしてロングツーリングを楽しんでいて、NWJCの高田さんとツーリングを共に楽しんでいるツーリング仲間の方のブログでは、とても楽しいということが書かれていました。
一方ノースウイングJC(NWJC)さんでは、14インチのカブ110プロをベースにしたコンプリート車に荷物をテンコ盛りにしてロングツーリングを楽しんでいて、NWJCの高田さんとツーリングを共に楽しんでいるツーリング仲間の方のブログでは、とても楽しいということが書かれていました。
NWJCさんが、何故カブ110プロをベースにNWJCコンプリートを作られたのか、どうしても実際に乗って試してみたくなり車両をお借りしました。前回と同じだけキャンプ道具など荷物をテンコ盛りにして、県道~国道19号を走り中津川まで行き、県道7号線から神坂峠へ出かけました。
店を出発して「なんじゃこりゃ!?」……なんて軽快なんだろう?
「14インチリムでは直進性や安定感もイマイチでは?」と思っていたのですが、まったくふらつくこともなくとても安定感があります。
「14インチリムでは直進性や安定感もイマイチでは?」と思っていたのですが、まったくふらつくこともなくとても安定感があります。
神坂峠に向かう九十九折の道や、帰りの国道256号線清内路峠のタイヤマークのいっぱい付いた広いコーナーの続く道でも、エンジンコンディションやファイナルレシオが絶妙で、コーナーの安定感だけでなくトルク感もありとても楽しめます。NWJC高田さんの云う「速さより心地良さで走り続ける楽しさ」とは…と納得。
紅葉の時期にトライアンフ ストリートトリプルRでここに来たことがあるのですが、220Kmぐらいのツーリングならば時間的にほとんど変わりはなく、小型車ならではの手軽さで、狭い道や行き止まりの道などを間違えたりしても躊躇なく楽しめます。
これはビッグバイクでは味わえないことで、時間の許す限りキャンプ道具を満載してロングツーリングや、半日だけでもフラフラと出掛けたくなります。
カブ110NWJCコンプリートは、抜群の積載力と安定性が絶妙にバランスしている
荷物をテンコ盛りした17インチのドリーム125だと、峠道のコーナーが続くところでは車両が縒れておつりが来るようでした。安定しないので、常に気になってしまい心地よくありませんでしたが、110プロNWJCコンプリートはコーナーへの侵入時でも、捩れもおつりもなく素晴らしく安定していました。直進性も良く、17インチ以上に気持ちよく走れます。
ツアラーとしてロングツーリングを楽しむのであれば抜群の積載力と安定性は必須です。走り続ける楽しさのために、積載力と機動力がウリの14インチのカブ110プロベースのNWJCコンプリート車と、17インチが標準のスーパーカブ110との違いを体感することができました。
NWJCさんは、「速さより心地良さで走り続ける楽しさ」をテーマにメンテナンスやオリジナルパーツ等を企画されていますが、このカブ110NWJCコンプリートは、まさにライダーの目線とメカニックの感性からの企画であることを実感しました。
14インチのカブMD90は郵政ご用達
考えてみれば、今まで世界で一番多く販売されている原動機の付いた乗り物「カブ」は、ずーと17インチだったのですが、リヤキャリアに大きなボックスを付けフロントキャリヤに革バッグ姿の積載力・機動性に富んだ郵政カブMD90は、ずーと14インチであることが納得できます。
それ程の積載もしないでツーリングしたり、街中をフラフラしたり、通勤や通学をするならば、「スーパーカブ110」や、これらか新発売される「クロスカブ」などでも十分楽しめるとは思います。
テーマは、等身大のバイクライフを提案
「等身大のバイクライフ」が当店のテーマでもありますから、ビッグバイクや大型ツアラーに拘ることなく、荷物をテンコ盛りにしてロングツーリングが楽しめるミディアムクラスの「トライアンフ ストリートトリプルR ツアラー仕様」と同様に、キャンプ道具など荷物を満載にしても手軽に楽しめるスーパーカブ110PRO NWJCコンプリートも楽しみたいと思います。
今更ながら思う事ですが、バイク屋がバイクを楽しみ、更に楽しむために、今回のようにバイク屋自ら乗ってテストして比べてみたりして、体感した本当の事をお客様に伝える。より楽しめる提案ができてこそ、本来のバイク屋の在るべき姿ではないかと、改めて思いました。
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